- 石川
九谷赤絵全国巡回展開催実行委員会 様 図録「九谷赤絵の極致 宮本屋窯と飯田屋八郎右衛門の世界」
- お客様九谷赤絵全国巡回展開催実行委員会 様
- 案件名図録「九谷赤絵の極致 宮本屋窯と飯田屋八郎右衛門の世界」
- 納品日2024年5月
- 制作期間約5ヶ月間
- 担当範囲表紙デザイン/画像補正/印刷/製本/展覧会ポスター・チラシ制作
要望
・今回の展覧会を象徴するような高級感のあるデザインを取り入れたい。
・今までにないようなインパクトのある図録に仕上げたい。
・今までにないようなインパクトのある図録に仕上げたい。
対策
・擬似エンボス加工を施し、お皿の作品の部分はツルツルとした艶のある質感、背景はざらざらとした手触りにすることで、作品の立体感や艶を表現した。
・表紙とカバーが一体化した小口折り製本を取り入れることで、ブックカバーをかけたような存在感を出した。
・タイトルには赤色と金色の箔押し加工をし、「赤絵」の特徴である「金襴手」をイメージした。
・小口折り部分にまたがる鳥の絵柄にも箔押し加工をするため、折っても箔が割れないよう修正を重ねた。
・宮本屋窯の作品の大きな特徴である「黒みがかった赤(血赤)」の色味にこだわって画像補正をした。
・「高精細印刷(FMスクリーン印刷)」にて印刷し、微細な点で作品の繊細さや鮮やかさを表現した。
・表紙のデザインには、図録内の作品の絵柄を取り入れ、九谷焼の細かい絵柄に刻まれている遊び心や華やかさを表した。
・表紙とカバーが一体化した小口折り製本を取り入れることで、ブックカバーをかけたような存在感を出した。
・タイトルには赤色と金色の箔押し加工をし、「赤絵」の特徴である「金襴手」をイメージした。
・小口折り部分にまたがる鳥の絵柄にも箔押し加工をするため、折っても箔が割れないよう修正を重ねた。
・宮本屋窯の作品の大きな特徴である「黒みがかった赤(血赤)」の色味にこだわって画像補正をした。
・「高精細印刷(FMスクリーン印刷)」にて印刷し、微細な点で作品の繊細さや鮮やかさを表現した。
・表紙のデザインには、図録内の作品の絵柄を取り入れ、九谷焼の細かい絵柄に刻まれている遊び心や華やかさを表した。
効果
・お客様から「高精細な画像、他に類を見ない装丁、色味など、完成品を見て感激した。こちらの要望にも柔軟な対応で、並走してサポートしていただき、石川県九谷焼美術館の金字塔となる印刷物になった」とのお言葉をいただいた。
・展覧会会場にて販売され、人気を集めている。
・展覧会会場にて販売され、人気を集めている。
▼小口折り製本と箔押し
▼作品の繊細さや鮮やかさを表現する高精細印刷
▼合わせて展覧会ポスター・チラシも制作いたしました
☟こだわりの技術をもっと知りたい方はコラムをご覧ください
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