手軽かつコンパクトに。ポップなデザインで活動の軌跡をカタチにした10周年記念誌│コマツユニオン大阪支部滋賀分会 様
- 2023年11月16日
- 出版
- 社史・記念誌
その際には記念誌を制作したり、記念式典などのイベントを開いたり、周年記念の専用ロゴを制作したりと、様々なカタチで「周年記念」を行うこととなるでしょう。
「周年記念事業」の中でも比較的主流なのが、社史や記念誌の制作。そのメリットをまとめますと、
<社史・記念誌のメリット>
- 長年蓄積されてきた資料を整理し、歩んできた記録を後世に長く残していくことができる
- 事業活動を支えてくれたステークホルダーに感謝を伝え、信頼関係をさらに深められる
- 成功事例やノウハウなど、今後の経営に活かすことができる
- ブランディングツールとして活用し、対外的にイメージアップを図ることができる
- 社員教育のツールとして活用することもできる
などなど、実はいいことが盛りだくさんです。
今回は、弊社・ナレッジクライマー(能登印刷)が編集からまるっとお手伝いさせていただいた、ぱっと目を引く「コマツユニオン大阪支部滋賀分会」様の10周年記念誌をご紹介いたします。
遠方でもオンラインで打ち合わせ。
歴史をコンパクトにまとめた周年記念誌
今回お手伝いさせていただいた「コマツユニオン大阪支部滋賀分会」様は、約1万名の組合員が勤務する事業所で組織された8支部2分会で構成される労働組合です。「大阪支部滋賀分会」は、そのうちの1つであり、滋賀工場を拠点として活動されています。
コマツユニオンとして統合される前の、旧コマツキャブテック労働組合が結成されてから10周年の節目に、
これまでの活動をコンパクトにまとめたい!
とのご要望で記念誌制作がスタートしました。
「コマツユニオン大阪支部滋賀分会」様の10周年記念誌では、編集から印刷、製本までをお手伝いさせていただき、遠方のお客様のため、主にオンラインでの打ち合わせやメールのやりとりで進行管理を行いました。
今回の記念誌は、いかにも記念誌というような分厚いものではなく、年表で分かりやすく歴史をまとめた手軽なパンフレットのような仕様です。活動内容は、年表で時系列に写真を織り交ぜながら紹介することで、次の10年の活動資料として活用できるように、見やすくまとめる工夫を施しました。
デザインはただの年表ではなく、各ページが繋がって見えるようなこだわりの展開に。
この年表は歩んできた10年の軌跡を建設機械のタイヤの「わだち」として表現しており、10年の活動をひと目で振り返ることができます。活動の様子を伝える写真を多めに取り入れることで、堅苦しくなくカジュアルに仕上がりました。
さらに年表では伝えきれない、その時代の出来事や活動への思いを、歴代執行委員長の祝辞や主要会員の挨拶を通して伝えています。
全体を通して、デザインのテーマになっているのは「ものづくり」です。
「コマツユニオン大阪支部滋賀分会」様はものづくりに携わる方々が集まる組織ですので、会員の皆様が滋賀工場で実際に作っている建設機械をモチーフにすることを提案。建設機械のシルエットは、表紙の中で一番に目に留まり、この記念誌のポイントとなりました。
また、表紙・裏表紙には、「ものづくり」をイメージする写真を取り入れました。
お客様からは、
「年表の※履帯(りたい)のわだちがポップで非常に良く、表紙もスタイリッシュでよかった」
との声をいただきました。会員の皆様に配布し、ご活用いただいています。
※履帯(りたい):装軌車両において、金属の板を帯状に連結して車輪に履かせた走行装置。
弊社・ナレッジクライマー(能登印刷)では他にも、民間企業や大学・自治体など様々なお客様の記念すべき「節目の年」をカタチにするべく、社史や記念誌の制作をさせていただいております。
中にはスペシャルカラーを用いた特別な記念誌や、デザインにこだわった記念誌などさまざま。事例は下記でご紹介しています。
☟スペシャルカラーを用いた記念誌の事例はこちら
社史・記念誌といえばしっかりとしたページ数のものを想像しがちですが、今回のような手軽な、手に取りやすい記念誌でもOK。「デザインにこだわりたい」「特別感を出したい」「コストをかけずに制作したい」など、どんなご要望もご相談いただければと思います。
また、「節目の年ではあるが、周年記念といっても何をしたらいいか分からない」といったお悩みのお持ちの方にも、「周年記念事業」をまるごとご提案させていただくことも可能です。
弊社・ナレッジクライマー(能登印刷)は東京・大阪・富山にも拠点を持ち、石川県内に関わらず全国の対応が可能ですので、地域に関わらずお気軽にお問い合わせください。
編集:川端千鶴(能登印刷 カスタマーサクセス北陸本部)
クライアント:コマツユニオン大阪支部滋賀分会 様
※ 会社名・部署名などは取材および記事制作当時のものになります。