建物の魅力を伝える! バーチャルツアー動画で「施設見学」│金沢大学ナノ生命科学研究所 様
- 2022年12月19日
- 動画
そんな竣工式も、コロナの影響により、人を集めることができなくなっているのも事実。また、遠方の方にも気軽にお披露目したいですよね。
今回は、そんな時に重宝する、まるで建物の中を歩いているような「バーチャルツアー動画」(施設紹介動画)をご紹介します!
ただお披露目するだけじゃない!
建物の魅力を伝える「バーチャルツアー動画」
弊社が動画制作のお手伝いをさせていただいたのは、2020年12月に新研究所棟が竣工された「金沢大学ナノ生命科学研究所」。
この研究所は「世界トップレベルの研究拠点」形成を目指す、文部科学省のWPIプログラムの採択を受けて設立。生命の誕生、疾患、老化などのあらゆる生命現象のナノレベルでの根本的理解や、融合研究によって新たな学問領域「ナノプローブ生命科学」の創成を目指しています。
金沢大学では、既存施設の大幅改修により、研究者が互いに行き来しやすい環境を整え、それにより多様な融合研究を育んできましたが、一方で、研究交流スペースの不足、実験設備の分散など、残された課題もありました。
それをすべてクリアする、異分野の研究者が一つの建物に集結するアンダーワンルーフ型の研究棟、かつ、世界オンリーワンの研究拠点を形成するにふさわしい研究環境が「ナノ生命科学研究所・新棟」です。
☝ 上記の動画は、研究所完成のお披露目に合わせて作られた「バーチャルツアー動画」です。
動画では、私たちがこの建物に入り込んだような視点で、カメラが爽快に研究所内を歩き回ります。まるで、ひとつひとつの部屋をまわり、研究の様子を見学しているような気持ちに。建物内に研究交流スペースが多く設けられていることも、動画を見るとよく分かります。
この動画のポイントは、ドローンを利用して、
3つの研究施設を渡り廊下でひとつに「つなぐ」設計を
上から一目で見渡せるオープニング映像
に仕上げたこと。この研究棟の魅力である「アンダーワンルーフ型」や、異分野の研究力が集結した施設であることを、動画の冒頭部分で分かりやすく伝えています。
現在、公共施設の老朽化が進む地方ではその新設・新築が進んでいますが、公共施設建設の背景には数多くの関係者や協力者や支援者が存在します。
そんな方々に、竣工後に感謝を伝え、「おかげ様でこういうものができました!」と成果を伝え、共に喜んでもらうことで、その建設がよりいっそう意味のあるものになるのです。
バーチャルツアー動画の利点
- 見る人に入り込む感覚や臨場感を与える
- その施設の細かいイメージや雰囲気を伝えることができる
- 部屋の切り替わりが素早く実際に歩くよりも短時間で内部を周回できる
- インパクトのある動画を演出できる
- 遠方の方でも施設見学がリアルにできる
完成までの道のりを映し出す「ウェルカム動画」
また、今回は、先にご紹介した「バーチャルツアー動画」と合わせて、その他、2本の動画を制作しました。
1本目は、新棟ができるまでの映像を組み込んだ「ウェルカム動画」。新棟建設途中の外観写真の移り変わり、内部の組み立ての定点映像を組み込むことで、この施設が出来上がっていく過程を見てもらう事ができ、協力していただいた方の理解がさらに深まります。
なお、この動画には「ナノレベルの研究」をイメージした壮大なオープニング映像を挿入。
「地球の直径を1メートルと例えると、1ナノメートルはビー玉ほどの大きさになる」という定義から生まれた「地球」のモチーフから、生命がナノサイズにまでどんどん小さくなっていく映像を組み込み、生命科学の未踏ナノ領域を開拓する研究のイメージをスピード感のある映像で表現しています。
海外の方に向けた「英語版ツアー動画」で世界へ発信
もう1本は、実際に研究所の方の英語インタビューを交えながら施設紹介が行われる「英語版ツアー動画」。
この動画は英語の音声・字幕で研究所の説明がされ、日本以外の方も施設の理解を深められる工夫がなされています。(今回制作した3本の動画はいずれも、部屋の名称が英語で紹介されたり、様々な国籍の方が登場したりと、全体的にテーマは「世界向け」の動画となっています)
このように弊社・能登印刷では、竣工式や新設施設のお披露目に最適かつ多くの方に隅々までその「良さ」を伝え、協力者・支援者に胸を張って自慢できる施設紹介動画のお手伝いが可能です。
「一風変わった動画で目を引きたい!」「リアルな動画で多くの人に魅力を伝えたい!」というご要望はもちろん、新設だけじゃなく、今ある施設のご紹介も承りますので、ご興味ございましたらぜひお問い合わせください!
制作:能登印刷株式会社
クライアント:金沢大学ナノ生命科学研究所
※ 会社名・部署名などは取材および記事制作当時のものになります。