予算や人手をかけずネット販売を始めるなら！ | 金沢市福祉健康局 様･スマイルショップKANAZAWA 様

• 2022年12月15日
• Webサイト

能登印刷のEC事業部では、楽天市場、Yahoo!ショッピング、amazon.co.jpと、国内シェアTOP3のECモールに出品ができ、出品からお客様対応･事務処理までをすべて行う、「miicha.」というネット販売まるごと代行サービスを提供しています。

今回は、そのmiicha.のサービスを利用して、金沢市が福祉施設のオンライン販売を支援した、全国初の事例についてご紹介いたします。（※自治体が支援する障害者就労支援施設の共同オンライン福祉ショップは全国初となります）

福祉ショップの売上がコロナで激減してしまった！

石川県金沢市にある近江町市場。観光名所ともなっているその場所に、障害のある人たちが作った品物を販売する「ひまわり」という福祉ショップがあり、コロナ禍で売上が半分以下くらいまでに激減しました。

そもそも就労支援の内職というのは、土産物の箱折りなど、観光と結びついている部分があるのですが、正にそこにコロナが直撃。それに加えて、バザーなどが大きな収入源となる地域の文化祭や学園祭、それらのイベントも軒並み中止となり、売上そのものというよりも仕事がなくなり、障害のある人たちの雇用を維持できなくなりつつありました。

そんな状況の中、ネット販売や「お取り寄せ」が注目されているということで、金沢市の障害福祉課で何か良いサービスがないかと探していたところ、ネット販売まるごと代行サービス「miicha.」を提供している弊社･能登印刷にご相談いただきました。

＜課題＞

●コロナ禍で福祉ショップ（各事務所）の売上が大幅に減少してしまった。
●売上が減って障害のある人たちの雇用を維持できなくなりつつあった。
●福祉ショップ（各事務所）売上を補填し、障害のある人たちの雇用を守るための新しい手を考える必要があった。

検討の結果、今すぐ始められるmiicha.の導入を決定！

決め手となったのは、福祉の皆さんにネット販売のノウハウを持っている方が少なく、全面的に（まるごと）サポートしてもらえること、また、年間の固定費が約1/100になるということ。専任スタッフを雇って人件費がかかっても本末転倒となるので、ノウハウを学んだり、人を集めたりする必要がなく、ローコストで、無理なく、今すぐネット販売を始められるという点で評価をいただきました。

【動画】約1分でわかるネット販売まるごと代行サービス「miicha.」

miicha.導入によって得たメリットは売上だけではない！

2021年3月、13の就労支援施設によって、金沢市オンライン福祉ショップ「スマイルショップKANAZAWA」がスタート。現在も14の施設が、ネット上で、ストールや靴下などの布物から、食品、雑貨、アクセサリーまで、バリエーション豊かな商品を販売しています。

就労支援施設には、就労をメインとするA型、訓練・リハビリを目的とするB型があるのですが、大小様々、いずれの施設にもご参加いただいており、

＜アクション＞

●売上を補填する実店舗以外での販売チャネルとしている。
●同業者が集まることで情報交換･交流の場となっている。
●ショップを共同運営することで成功事例を共有している。

などでご活用いただき、売上の補填以外にも、他の施設の活動が刺激となり、職員・働く人のモチベーションの向上につながっているようです。

また、今回の事案については、自治体が障害者就労支援施設の共同オンライン福祉ショップを支援する全国初の事例として、NHKのほか、他の局のTV番組などで取り上げられ、メディアから大きな注目も集めました。

miicha.とは「みんなでチャレンジ」の意味

コロナ禍において小売店の対面販売が大変苦労されています。また、ネット社会が加速し、小売業に大変革が訪れています。そんな時代だからこそ、地元だけではなく、全国のお店･企業様を応援したい、各商品を、ネット販売を通して広く発信し、喜んでいただきたいという思いで、弊社ではmiicha.というサービスを提供させていただいております。

店舗様はもちろん、ネットワークの輪を広げ、自治体、金融機関、商工会様とも連携しながら、ネット販売に「みんながチャレンジ」（miicha.）できる環境をサポートしておりますので、ご興味ございましたら、ぜひお気軽にお声かけくださいませ。

☟ECサイト制作について詳しくはコチラから！