NOTO-NO-NOTE事例紹介/コラム

愛着がわくキャラクター活用で効果的にブランディング│北陸先端科学技術大学院大学 様

  • 2022年12月16日
  • その他

キャラクターマーケティング_のとのお仕事用

突然ですが、皆さんの好きなキャラクターはありますか?

全国の3歳~74歳の男女、2,000名に実施された調査により、日本人の約半数はキャラクターを好み、それらに癒しを求めていることが分かっています。理由は、昔から鳥獣戯画など、動物を擬人化する傾向があった日本で、「かわいい」を愛する文化が受け継がれてきたからだとか。

たくさんの人に親しみを持ってもらえるキャラクター、それを使ったブランディングやマーケティングが今注目されています!

<キャラクターマーケティングとは?>

自社のキャラクターに愛着を持ってもらい、ブランディングや販売促進を図るキャラクターマーケティング。現在、業種関係なく様々な企業がマスコットキャラクターやイメージキャラクターを持っています。

キャラクター活用のメリット

  • 「〇〇といえばこれ!」といったイメージ付けが早い(例えば不動産の「スーモ」、熊本のゆるキャラ「くまモン」など)
  • キャラクターの使用可否を自社で決められ、自由度が高い
  • (原則)使用料が発生しないため、長期間の利用が可能
  • グッズの販売収入にも繋げられる→キャラクターだけでも利益を出せる
画像

(くまモン利用商品売上高の推移 熊本県PR事務局より)

いまやグッズやイベント、パッケージにまで引っ張りだこの「くまモン」を利用した商品は、売上高が年々右肩上がりに増加。2020年の段階でほぼ1兆となり、2021年では遂に累計1兆1341億円にまで到達したそうです。

キャラクターの可能性は無限大。キャラクターを作るだけで満足せず、露出を増やし「ファン」を獲得すると、新たな顧客を増やすことも可能です。

また、売上だけでなく顧客とのコミュニケーションのきっかけにする、SNS発信の効果向上を図るなど、さまざまな方向でキャラクターを活用する企業は、これからもどんどん増えていくでしょう。

<弊社初! ぬいぐるみ制作>

画像

今回キャラクター活用についてご提案、お手伝いさせていただいたのは、北陸先端科学技術大学院大学の「ジャイレオン」です!

くりくりした目としっぽのリボン、背中のグラデーションがかわいいジャイレオンは、とあるペットショップにいた、ごく普通のカメレオン。

飼育ケース生活に嫌気がさし、大脱走!能美市の山中をさまよい、「独自のキャンパスと教育研究組織を持つ、日本初の国立大学院大学」と小耳にはさんだ先端大(JAIST)にたどり着き、進化したそうです。

☆ジャイレオンについてくわしくはコチラ

そんなジャイレオンを、弊社初の試みとして3D化、触れられるぬいぐるみに進化させていただきました!

画像
画像

提案・制作した背景としては、

  • 大学をもっと広く知ってもらいたい!
  • 今までとは違った観点からPRしたい!
  • 着ぐるみなど触れるものや、かわいくて自慢できるものを作りたい!
  • 学生にも喜んでもらいたい!

という思いを大学がお持ちだったことから、

  • キャラクターの正面、後ろ姿など平面では分からない角度から、360度親しんでもらう
  • 触ることでもっといろんな人に親しみを感じてもらう
  • より存在感を感じてもらう

という狙いで企画・制作させていただきました。

キャラクターマーケティング成功の秘訣は、ズバリ
より具体的なコンセプトを設けること!

生い立ちや性格、誕生日、その企業や大学などに関連することなど親近感のわく事柄を具体的に公表すると、さらに「かわいいな」「もっと知りたい」と身近に感じてもらう効果があります。

制作にあたり、そういった具体的な部分を詰めていきながら、
親しみを持ってもらいやすい、やわらかい印象
になるように心掛けて制作しました。

担当者のこだわりは「3研究科の色が融合して新たなイノベーションを起こす」ことを表した背中の色のグラデーション。チャームポイントでもあるこの部分は、平面よりも表現が難しいぬいぐるみでどう表現するかを考え、コンセプトを崩さない、といったことにも注意を払いました。
画像

画像

それ以外にも、イベントで配布したり子供にも親しんでもらうことを目的として、ジャイレオンの「シール」の作成もお手伝い。

画像

画像

画像

からだの色が嬉しい時には黄色、悲しい時には青色に変わるところも、
かわいいポイントのひとつです。

<キャラクターがそこにいる!AR制作>

さらに、この他にも
ジャイレオンと記念写真が撮りたい!
といった声があり、それを実現すべくこれも弊社初、ジャイレオンのAR化に挑戦しました!

画像

画像

画像

スマホアプリのカメラを指定の画像にかざすと、そこにはリアルな世界に遊びに来たジャイレオンが! しかも、歩いたりうなずいたりと、本当にそこにいるかのように愛らしく動いてくれます。

  • 動くことでより親しみを持ってもらえる
  • 同じ空間にいるような感覚を楽しむことができる
  • 一緒に写真撮影ができる

といったようによりリアルに近づけていくことで、キャラクターを少しでも心に残る存在にしてもらうことを達成しています。

画像

Twitterより

これらの商品は、実際に見た人、体験した人から「すごくかわいい!」といった声をいくつもいただいており、ぬいぐるみはイベントの受付や入り口など、様々なところに置かれ愛されています。

画像

大学でジャイレオンイラストが実際に使われている様子

このように、新しいことに挑戦し続ける弊社・能登印刷では、印刷にとどまらず、お客様のご要望に応え、キャラクター活用のお手伝いも可能です!

イメージアップや知名度を上げたい、親しみを持ってもらいたい、「キャラクターを作ったはいいけどどう使っていったらいいか分からない」「うちもキャラクターを作ってみたい!」「着ぐるみやぬいぐるみを作りたい!」という方、可愛いキャラクターのデザインから活用のサポートまで一貫して承りますので、ぜひお気軽にお問い合わせください!

※ 会社名・部署名などは取材および記事制作当時のものになります。

営業:粟谷海斗(能登印刷 CS北陸本部)
制作:能登印刷株式会社
クライアント:北陸先端科学技術大学院大学

お役立ち資料ダウンロード

アーカイブ